2020年オリンピック(2021年開催)が近づいてきたこともあり、いろいろなスポーツに脚光が浴びてきました。
とくに近代五種は、日本の競技人口が33人という、とてもマイナーなスポーツの一つです。
世界にはたくさんのスポーツがあり、競技人口や人気は、日本とは大きく違う部分もあります。
世界のスポーツ人口から、日本の人気スポーツについてみていきましょう!
世界のスポーツ競技人口ランキングはあの競技
世界中で一番競技人口の多いスポーツは「バスケットボール」です!
約4億5000万人もの人が、バスケットボールをしています。
次いで、サッカーが2億5000万人、クリケットが1億5000万人、テニスが1億1000万人という結果になっています。
これは、スポーツ連盟に登録している数になるため、実際にはもっと多くの人がバスケットボールを経験したことがあるでしょう。
とくにバスケットボール発祥の地であるアメリカでは、ストリートバスケなどが行える場所も多く、経験したことのある人が多いです。
引用:世界と日本でこんなに違う!スポーツ競技人口を英語で語ろう!
世界と大きく違う日本のスポーツ競技人口ランキング
日本の競技人口で最も多いのは「ウォーキング・軽い体操」という結果になりました。
ウォーキングや軽い体操をスポーツとして考えて良いのかはさておき、世界中でみてもとてもめずらしい結果であることに違いはありません。
次いで、「ボーリング」「水泳」「トレーニング」と、世界の競技人口から見ると大幅に違いがあります。
日本人からみると馴染みのあるスポーツですが、なぜこんなにも大きく競技人口に違いがあるのでしょうか。
日本の高校生の部活動事情
引用:2021年、今人気の部活ランキング発表!2位はダンス部、1位はまさかの…
日本の高校生の人気部活動について、ランキングをみてみると衝撃的な結果となりました。
なんと1位は「帰宅部」という結果になっています。
帰宅後のプライベートな時間を楽しみたい人、アルバイトや趣味に時間を使いたい高校生が、ここ最近では多くなっております。
高校生の部活動事情をみていくだけでも、世界のスポーツ競技人口と大きく差が出ていることは明らかでしょう。
スポーツの競技人口からみえる世界と日本の違い
海外と日本を比べてみると、競技人口に大きな違いがみられました。
この原因の一つに、プロスポーツ選手の年俸が関係しているのは明らかでしょう。
世界最高峰のプロスポーツ選手となると、年収が100億円を超えてきます。
これは、日本のプロスポーツ選手からしたら考えられないほどの額となっています。
Jリーグ(日本サッカー協会)での平均年収は3500万円と、世界と比べてみると30分の1程度という驚きの結果となりました。
引用:Jリーガーっていくら貰ってるの?J1リーグ所属選手の年俸ランキング2019!
競技に比べる金額、プロスポーツとしてもらえる金額も競技人口には大きく関係していると思われます。
試合にかける規模が世界と日本では段違い
1試合にかける規模が、世界と日本では大幅に変わってきます。
アメリカ最大のスポーツイベント「スーパーボウル」では、経済効果が625億円という、驚異の数字となっております。
スポーツが盛り上がり、試合に脚を運ぶ機会が増えるから、その競技をやりたい人たちが増えていることは、世界のスポーツ事情をみていくと紐解けます。
世界で活躍する日本人も増えている
しかし、ここ数年で世界で活躍する日本人も増えてきました。
プロ野球では田中将大選手やダルビッシュ選手、大谷翔平選手が有名です。
他にも、サッカーの本田圭佑選手や長友佑都選手、テニスの錦織圭選手や大坂なおみ選手、卓球の張本智和選手や石川佳純選手なども、世界と引けを取らないほどの選手たちです。
とくに野球やサッカー、卓球は日本では体育の時間などで経験した人も少なくないでしょう。
これらのスポーツ競技人口が増えて、1試合の経済効果も高まっていけば、日本でもプロスポーツ選手を目指す子どもたちが増えてくることでしょう。
【参考】
文部科学省
スポーツの競技人口ランキング!世界で最も競技人口が多いのはどのスポーツ?
日本の「スポーツ競技人口」人気ランキングTop22!
日本のサッカー競技人口数|ランキングと競技人口数は関係あるの?
日本のスポーツ競技人口の推移など「データでみる日本のスポーツ」
日本のスポーツ競技人口ランキング
世界と日本でこんなに違う!スポーツ競技人口を英語で語ろう!
部活動の人数 スポーツ競技種目別の人気ランキング【高校生編】
恐ろしく正確な世界のスポーツ競技人口・2018年度版
各スポーツ競技の競技人口(世界全体)