守備は最大の攻撃なり

スポーツアナリスト

ことわざで
攻撃は最大の防御なりがあります
自らを守るために
対戦相手より先に攻める
それを続けることを示します
一理あります
攻め続けて相手の戦意をそぐです

僕の戦術における土台は
守備は最大の攻撃なりです
守備は受け身を想像します
他方守備は相手攻撃をそぐ事です

守備の最終目標を一言で述べると
攻撃権獲得
一例として
サッカー
→スライディングしてボールを奪取

ラグビー
→タックルしてボール奪取
守備によって相手攻撃を断ちながら
攻撃権の獲得の機会を狙います
対戦相手が根負けするまで
守備を徹底させることです

野球においては投手です
守備における役割のひとつで
打者に対してボールを投げます
野球の打者は.300の打率で優秀です
よって投手が有利です

投手が球を投げるという主導権
つまり打者に攻め続けられます
そして
常に70%以上の成功率があります

守備は楽しいです

堅守速攻という言葉があります。
おもにフットボール=サッカー・ラグビーで用いられております
言葉のごとく、硬い守備を敷いて、徹底して守り抜く
そして機を見るに敏─ボールを奪取できる機会を虎視淡々と狙い
『ここぞ』というタイミングでボール&攻撃の主導権を奪います
奪ったら、一気に攻撃に転じます
ボールを奪われた側は、守備の準備ができていないので
ボール奪取した側は、絶好のチャンスとなります
これも守備が楽しいひとつの例です

他方守備は身体的そして精神的にも厳しい状態になります
「相手に抜かれて自分の背後に行かれてはならない」
「何としても得点させてはいけない」
「絶対にタックルで仕留めなければならない」
「三振に仕留めねばならない」
「飛んできた打球を必ず捕らねばならない」などなど…
サッカー、ラグビーそして野球における守備率は
総じて高い確率で成功する数値がはじき出される
(実力伯仲・拮抗しているケースで)
おおよそ80%以上で95%前後の範囲で推移しております
つまり「守って当然」「得点する方が難しい」とギャラリーは見ております
【例外はバスケットボールで、得点することこそ競技特性で
何本守備で得点を阻止するのかが醍醐味のスポーツです】
守って当然なので、心理的な圧力は各々かかってきます

また心理的圧力とともに守備をするための体力消耗は
攻撃の1.5〜2倍という説もあります
なぜならば攻撃する相手の動きを封じて仕留めるには
動きに応じながらそれ以上の運動量が必要となります
守備のほころびは、ほぼ運動量の低下が要因となります
つまり極論を述べると、フットボールで試合中の全ての時間が
守備で攻撃を100%阻止すれば、負けることはありません
極論なので100%の守備時間はほぼ皆無ですが
100%を想定した守備の運動量を設定した
トレーニングを実施することもありかもしれないですね

守備時の運動量は大切です
攻撃は心理的に“楽”状態となり、効率的な運動指数になります
守備は前述とおり心理的に厳しい“苦”の状態です
“苦”の状態の運動量を正しく計測し、現況を把握しておかねばなりません
計測のために不可欠なのがGPSです
守備時の運動量の推移を計測し、どのチームの対戦でも
相手攻撃を凌駕するための運動量の指標が必要です
指標を明確にするためのデータ集計を実施するのがGPSです
試合経過というタイムラインで各々の運動量の推移が明確に把握できるGPS
とくにわがSPTトラッキングGPSシステムは
必要なデータをきめ細かく計測しながら
シンプルかつ正しい情報をもたらしてくれる重要なツールです

守備とGPSについてです!

タイトルとURLをコピーしました