スポーツアナリストとはどんな職業?【内容・なりかた・年収】

スポーツアナリスト

最近よく聞くようになったスポーツアナリストという職業。
それでも実際のところは、どんな職業かいまいちわかっていないという人も多いのではないでしょうか。

スポーツアナリストの仕事とは
スポーツアナリストのなりかた
スポーツアナリストの年収や待遇

これらを今回の記事では説明していきます。
この記事を読めば、スポーツアナリストがどんな職業なのかについて学ぶことができます。

スポーツアナリストのサポート例はこちら
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スポーツアナリストの仕事とは

スポーツアナリストの仕事とは、スポーツにおける様々なデータを分析し、戦略構築のサポートを行う仕事です。

2011年に、ブラッド・ピット出演のマネーボールという映画が流行しました。

マネー・ボール - Wikipedia


この映画のストーリーは、米大リーグのオークランド・アスレチックスのゼネラルマネージャー、ビリー・ビーンが「セイバーメトリクス」を用いて経営危機に瀕した球団を再建するものです。
セイバーメトリクスとはデータを用いて選手を客観的に評価すること。

劇中ではセイバーメトリクスを用いて、他球団で低い評価を受けていた選手たちを発掘しチームを強化していきます。

この映画は実話が基になっています。
セイバーメトリクスは、実際に現代のメジャーリーグでも選手を評価する指標として利用されています。
そして、現代では野球に限らずサッカー・バレー・ラグビーなどすべてのスポーツにおいて、戦略を立てる際にデータを利用することが必須になりつつあります。
スポーツアナリストの仕事は、こういったデータ分析を利用して戦略を立てるサポートを行うことです。

スポーツアナリストのなりかた

スポーツアナリストになるために特定の資格は必要ありません。
ですが、スポーツアナリストはスポーツへの知識はもちろん、データを分析する力や選手監督コーチなどとコミュニケーションをとる力など様々な力が求められる仕事です。


また、スポーツアナリストになる方法は様々です。
一つが、スポーツアナリストになるために必要なデータ解析・コーチング論・バイオメカニクスといった知識を体系的に学ぶことができる大学へ進学し、そこからスポーツアナリストを募集している会社へ就職する方法。
他には、プロ選手が引退後のキャリアとしてスポーツアナリストとしてチームに残って職に就くなどの方法があります。

スポーツアナリストの求人情報【大手3社を徹底比較】では、求人情報に焦点をあてて解説しています。

スポーツアナリストの年収や待遇は?

スポーツアナリストの新卒平均年収は 日本スポーツアナリスト協会によると580万円となっています。日本国内の平均年収が422万円ですので、高待遇なお仕事であるといえます。
また、実際の勤務は試合が行われる時間が基本となるため、ほとんどの企業でフレックス制が導入されています。

スポーツアナリストは年収どのくらい稼げるの?資格や学歴は必要?という記事で解説しています。

スポーツアナリストが起こした奇跡


2016年、サッカーのイングランド・プレミアリーグでは「5000年に1度」と言われるほどの奇跡が起きました。

それは、降格候補だったレスター・シティFCが下馬評を覆し優勝したことです。
レスター・シティFCが優勝することができた理由は、最新のスポーツアナリティクスを使った戦略による部分が大きいと言われています。
現代ではテクノロジーの進化によりデータ解析の精度が高まってきています。
データ解析から導き出される戦略がレスター・シティFCのような奇跡を起こし始めています。
このことから、スポーツアナリティストの力がチームに与える影響は年々大きくなってきているのです。

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